私の造語です豊かな森の樹は、海を富ませ魚を育てるの意です。(このテーマで「木の灯り」を作り、使っていただいている方にも伝えてあります。)
日本は、広葉樹を伐採して、針葉樹を植えた国です。
手の入らない針葉樹林・・黒く見える山は、死んでると言われています。
最近、雨が降るとすぐに、川の水が赤茶色に濁っているのを見かけませんか。
私は、放置された針葉樹林が大きな原因と考えています。
さて、私が使っている木の種類は、広葉樹です。
【欅(けやき)】
本庄では、欅は屋敷林や神社・お寺に良く植て有ります。 |
![]() 欅 |
【栓(せん)】ハリギリとも呼ばれ、山菜ハイキングで、たらの芽と間違えて、沢山採ったことが有ります。 |
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【御蔵島(みくらじま)の桑】黄味が強く、使い込むと黄櫨色から路孝茶に変化していき、しかし、色の奥底に黄櫨色が覗けます。 |
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【木イ弗(たも)】変な字でごめんなさい、ユニコードに対応していないので黒み掛かった渋い光沢を持った木です。 | |
【真樺(まかんば・かば)】年輪が緻密で堅い木です。 | |
【楓(かえで)】木目は縮緬を連想させ、練色(絹の薄い黄色)の輝きを見せます。 |
![]() 楓 |
【塩地(しおじ)】群馬県上野村の自生地が有名です。長野県飯島町にも塩地平公園が有ります。 | |
【山桜(やまざくら)】丁字色の温かみのある木です。薫製材に使う木ですから香りが良い木です。 | |
【槐(えんじゅ)】蒲色と鳥の子色のコントラストの綺麗な木です。 | |
【黄檗(きはだ)】名前の通り、樹皮と木部の間が鮮やかな黄色で、黄蘗色と命名されています。 | |
【百日紅(さるすべり)】7月から9月まで赤い花が咲き続けます。 |
![]() 百日紅 |
【朴(ほう)】深川鼠色の柔ら木です。深部は青鈍色で深みのある色です。 | |
【榎(えのき)】全体に鳥の小色で、樹形に面白いものが多いです。 | |
【桂(かつら)】木の色は、朽葉色の温かみのある木です。 | |
【梅(うめ)】セザンヌの絵を連想させる色合いの木です。 | |
【楢(なら)】木の色は練り色で、木目が素直です。 | |
【朱桜(しうりざくら)】山桜より赤味が強く温かみのある木です。 | |
【黒檀(こくたん)】黒く堅い木です。赤味の入っている木も有ります。 | |
【紫檀(したん)】赤く堅い木です。黒の入っている木も有ります。 | |
【紅紅木(べにこうき)】紅を二つ重ねた名前のように、紅の強い木です。 |
![]() 紅紅木の切り屑。絹などの染色に使います。 |
【おれい】最後までおつきあい有り難うございました、この他にも名前の分からない木がたくさん有ります。色名に付いては、日本の伝統色・福田邦雄著(読売新聞社)を参考に私の主観で書きました。 |
【参考サイト】 | |
◆ 木目(杢)の種類 | (府中家具共同組合提供) |
◆ 日本の伝統色 | (日本の伝統配色見本提供) |
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